スキップフロアについて

(2020年06月12日)

(所 敦子記事)

床を半階ずらして設け、上下の空間を分割、連結する空間構成の形です。

 

一階、半階、2階という形だけでなくひとつの階層の中に複数の高さの床を設ける間取りもスキップフロアと呼ばれています。

例えばキッチン部分の床に対してリビングダイニングを高くしたり、キッチンとダイニングよりリビング部分を下げたり、和室を小上がりする間取りもあります。

スキップフロアは床に段差を設けることで壁ではない仕切りになり、狭い空間を広く見せる効果があります。

隠れ家、秘密基地のような小部屋として設けたり、印象的な意匠の内観にもなり得ます。

 

デメリットとしては空調が行き渡らない。段差があって掃除がしづらい。暮らしにくい。という残念な声もあります。

写真で見るとお洒落なイメージと実際の生活とのギャップとはそういうものですね。苦笑 費用も高くなるので慎重にご検討なさって下さいね。

 

 


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