新築、リノベーション、リフォームは「共同プロジェクト型取引」

(2019年12月29日)

ちきりんさんの

徹底的に考えてリノベしたら、みんなに伝えたくなった50のこと

読みました。

その中でいいことが書いてありました。

 

 

世の中の取引には、売り手と買い手が

「等価な価値を交換する取引」と

「両者で共に創出した価値を分けあう共同プロジェクト型取引」

がある

 

 

日常の買い物のほとんどは前者

医者や弁護士や建築家は後者です。

 

コンビニでおにぎりを買っても、店員さんと話し合いを必要はありません。

 

それに対して、住宅は、売り手と買い手が双方が共同して価値を生み出す=設計~施工するものなのです。

 

ここを理解していない、理解できない方がたくさんいますね・・・

住宅業界がクレーム産業と言われる所以でもあるでしょう。

 

共同プロジェクト型取引では、「問題は起こって当たり前」でそれをどう共に解決するかが重要」

 

住宅を新築していると、問題が発生することがあります。

その時に、住宅会社の責任だと怒ってしまっても問題は解決しません。

共に解決に努力する姿勢が必要です。

 

とわたしが言ってしまうのは気が引けますが、ちきりんがおっしゃっております。

 

その他にも施主目線で、会社の選び方、依頼の進め方、見積書の見方、リノベーションの結果が丁寧に解説されています。

たしかにこれまで、会社側からの本はたくさんありますが、施主目線の本はあまりなかったですね。

 

リノベーションの本ですが、新築、リフォームでも同じ考え方をすべきことが書かれています。

新築、リフォームをお考えの方におすすめです!

 

 

 

 

 

 

改正建築物省エネ法。

(2019年12月27日)

改正建築物省エネ法の解説を、弊社も導入している省エネ診断ソフトのインテグラルさんが、

わかりやすい解説をホームページに掲載しています。

改正建築物省エネ法(令和元年5月17日公布)
色々問題が多い法律ですが、決まってしまったものは仕方がありません 😂

 

その中でできることを考えていきます。

 

インテグラルさんのホームページ

他にも

 

よくわかるシリーズ 省エネ編

など省エネに関してわかりやすい解説があります。

 

お時間のあるときにぜひご覧ください。

 

 

 

 

 

 

国産の檜(ヒノキ)の二段ベッド

(2019年12月28日)

(所 敦子記事)

熊本県の檜の無垢材で作られた家具のご紹介です。

家具の町・福岡県大川市の職人さん達が制作しています。

アクセントカラーのオレンジが印象的で、カラー塗装無しの無垢材と、ブラウン色もあります。

 

 

お子様が小さいうちは兄弟姉妹で二段ベッドに、成長したら一段づつ使うことができます。

 

私は小学校3年生頃までは姉と一緒に(姉が上、私が下)、6年生頃までは弟と一緒に(私が上、弟が下)

2段ベッドで寝ていました。そしてそれ以降は一段に切り離したベッドを使っていました。

弟が貼り付けた側板シールを隠すために、自分でグリーンのシートを貼って、まさにアクセントカラー?!

30年近く使い続けました。今も実家にあります。笑

両親がどこで購入したのかはわかりませんが、ベッド意外でも家具のことは子供ながらに鮮明に覚えています。

 

家具はその時は高価でも、長く使うことを思えば決して贅沢品ではありません。

納得する良い商品を選んで下さいね。

 

 

長く使える学習机と椅子

(2019年12月26日)

(所 敦子記事)

以前にも長く使える学習机と椅子について書きましたが、年々進化しています。

 

こちらは学習塾、幼児教室などを全国展開する企業が開発した商品です。

天然木アルダー材の国産品、角が丸いのが特徴です。

机の高さは床に座るように低くすることができ、椅子の座面は6段階に調整できます。

机の正面と側面にパネルを取り付けると視界が遮断されて集中力も高まるとのこと。

なるほどと思いました。メモボードにも使えます。

 

 

幼児期のリビングでのお絵かき、工作から、子供部屋で勉強する大学生まで使えます。

 

大人の思う通りにはなかなかいかないのが子育てだと思いますが、習慣づけは大切ですね。

ベルメゾン(千趣会)の最新カタログに掲載されています。

家具は長く使うと愛着もひとしおです。じっくり選んで下さいね。

 

日本のクリスマスと料理の歴史

(2019年12月24日)

(所 敦子記事)

クリスマスが日本に伝わったのはいつ頃なのでしょうか?

 

日本のクリスマスの始まりは、1552年に行われた降誕祭だと言われています。

この年、スペイン人宣教師「フランシスコ・ザビエル」が亡くなりました。

 

宣教師「コスメ・デ・トーレス」らと共に日本を目指していたザビエルは、1549年に初めて鹿児島に来着し、日本にキリスト教を広めました。

1551年、ザビエルは山口県でキリスト教の布教活動を行っておりましたが、翌年の1552年に人生の幕を閉じました。

その年の12月、ザビエルの後を継いだ「コスメ・デ・トーレス」らが山口県の司祭館に日本人信徒を招き、

クリスマスを祝ったのが「日本で初めてのクリスマス」とされています。

日本のクリスマスが山口県発祥というのは意外です。

 

1551年に日本で初めてのクリスマスが祝われましたが、その後徳川家康がキリスト教を禁教したことも影響し、日本のクリスマス文化は根付かずにいました。

時代は移り変わり、1873年(明治6年)に禁教令が解かれたことで、日本でも再びクリスマスが行われるようになります。

その後、日本ではクリスマスの物語や歌が徐々に広まっていましたが、

1904年銀座の店頭に大きなクリスマスツリーを飾ったことがきっかけで、多くの人に知られるようになりました。

 

現在の日本のクリスマスには、チキンやケーキを食べるのが伝統になっていますが、何故食べられるようになったのでしょうか?

クリスマス料理においても全てアメリカやヨーロッパの影響だと思っている人は、「知らなかった!」という事実が多いかもしれません。

私も知りませんでした。

実はクリスマスにチキンを食べるというのは日本の文化で、キリスト教ではクリスマスには七面鳥が食べるのが伝統です。

日本にクリスマスが広まってきた頃、「クリスマスには七面鳥を食べる」という認識は人々の中にありましたが、

当時の日本にとって七面鳥を入手するのは大変困難で、実現することは難しかった。

そんな中、1970年代に日本に上陸したケンタッキーが、「クリスマスにはチキンを食べよう」という広告を掲げてチキンを売り始めたことをきっかけに、

日本の「クリスマスにはチキンを食べる」という風習が根付きました。

確かにクリスマスの季節になるとケンタッキーのCMをよく見かけますが、まさかチキンを広めた張本人だったとは驚きです。

 

クリスマスといえばデコレーションケーキ!

でも、「クリスマスにデコレーションケーキを食べる」というのも日本だけです。

デコレーションケーキもある企業の戦略がきっかけで日本のクリスマス料理に仲間入りしました。

その企業とは、現在でも大人気なお菓子屋さん「不二家」です。

そもそもデコレーションケーキは、不二家の創業者「藤井林右衛門」さんがアメリカで学び、それを日本人好みに改良したこときっかけで販売されるようになりました。

「不二家」が初めてデコレーションケーキをクリスマスケーキとして販売し始めたのをきっかけに、

日本のクリスマスケーキが広まっていきました。

 

クリスマスはキリスト教なので海外の文化をそのまま再現しているのかと思いきや、

日本風にアレンジされている部分がたくさんあります。

 

企業戦略にのせられた!?

皆様も楽しく美味しい(笑)クリスマスをお過ごし下さいね!

 

 

エアコン 間欠運転 VS 連続運転。

(2019年12月24日)

延床面積 32坪程度の住宅でエアコンの間欠運転と連続運転のシュミレーションをしてみました。

 

 

間欠運転のほうが年間25,075円安いという結果です。

 

月にすると2,000円強

30年間ですと752,250円

これをどう考えるか???

 

連続運転のメリット

・家じゅう、一年中快適となる

・ヒートショックなどの健康リスクが少なくなる。

・ドアを開けたままの開放的な暮らしとなる。

 

デメリット

・省エネとならない。エネルギーとお金がかかる!

・リビングと浴室や昼間の寝室等の温度が大きくなる。

・ドアが開けたままとなり、プライバシーが保たれにくい

 

といったところでしょうか?

 

昼間、人がいない部屋もエアコンをつけたままということは、ちょっと心理的に抵抗がありますね。

 

折衷で、エアコンの運転は人がいる階のみ、夜間も人がいる階は温度を控えめにして連続運転がおすすめです。

 

暮らし方により、シュミレーションが可能ですので、ぜひご相談ください 😄

 

 

建築協定でいい街並みを!

(2019年12月23日)

テレビで海外の街並みを見ると、屋根・外壁がそろっていて美しい街並みが多いですね。

日本でも「建築協定」という制度があり、街並みを美しくできる道はあります。

 

建築協定制度は、住宅地としての環境や商店街としての利便を高度に維持増進することなどを目的として、土地所有者等同士が建築物の基準(建築基準法による最低基準を超えた高度な基準)に関する一種の契約を締結するときに、公的主体(特定行政庁)がこれを認可することにより、契約に通常の契約には発生しない第三者効*を付与して、その安定性・永続性を保証し、住民発意による良好な環境のまちづくりを促進しようとする制度です。
* 契約当事者以外の第三者が当該契約の目的となっている土地等を取得したときに、当該第三者をも拘束する効力。

 

国土交通省HPより)

 

茨城県でも53件の建築協定があります。

 

建築協定認可団地一覧表

 

ハイシティ南が丘住宅地は私が工事管理した団地です。

懐かしい

 

阿見町南平台も以前勤めた会社の親会社が開発して、私が勤めていた会社が建築した団地です。

 

水戸市周辺ではフローレスタ須和間があります。

 

建築協定が普及して、美しい街並みが増えるといいのですが。

 

個人の利権と公共の関係性もあります。

建築協定の中身、審査の問題もあります。

 

これから新築するときは、少なくとも向こう3軒両隣との外観の調和、

外構計画、植栽計画も気を配りたいものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

縦横自在の両面シェルフ

(2019年12月23日)

(所 敦子記事)

昨日、間仕切り家具のことを書きましたが、両面使いができるシェルフ

フリーダム・freedom のご紹介です。

 

 

全面化粧仕上げでタテ・ヨコどちら向きにも置くことができます。

幅33.5cm✕高さ33.5cm✕奥行24.5cmのサイズが基本で、A4サイズのファイルが収納できます。

シェルフ自体は2段✕3段、2段✕4段、3段✕3段、3段✕4段大きさ、色は4種類です。

もちろん壁付けも可能です。3段✕3段のヨコ使いは圧迫感がなくお子様の手が届く高さです。

飾り棚、書棚、間仕切り収納家具として様々に使うことができます。

おすすめです。

 

 

リビングは可変できるスタイルに

(2019年12月22日)

(所 敦子記事)

家族が一緒に過ごす時間が多いリビングダイニング、

キッチン、ダイニング、リビングが一体となる間取りが人気です。

 

キッチンは手元まで隠れる壁があったり、最近はダイニングテーブルを腰壁の横に置くスタイルなどもあり、

キッチンとダイニングをひとつの空間とし、リビングはさらに和室と繋がり、ウッドデッキを設けるご要望もあります。

和室は来客やご両親が泊まりにいらした時に使う部屋に。

 

ウッドデッキはホームパーティーのために。など根強い人気がありますが、

実際に使う機会は多くはなく、検討したほうがよいかもしれません。

 

リビングはお子様の成長に合わせて、その時々に可変できるほうがおすすめです。

例えば、キッズスペースとして2畳分ぐらいのラグを敷く。

背の低い収納家具はダイニングと仕切りながらおもちゃの収納ができます。

リビングで勉強する時期はキッズスペースのラグをやめて机を置く。

おもちゃを少し整理してお子様の身の回りのモノを収納することもできます。

 

広いリビングの中でゆるやかに空間を仕切りながら模様替えをするのはいかがでしょうか?

 

ご家族で話し合いながらDIYを楽しむのも良いですね。

 

パッシブ冷暖 ダクト工事。

(2019年12月22日)

鉾田市K様邸 パッシブ冷暖の冷房用ダクト工事中です。

 

 

冷房は床下に冷気を送り込んで、壁にダクトスペースを設けて、ファンで天井付近に吹き出します。

 

 

エアコン1台で、室内全体が冷房が可能となります。

 

 

暖房はダクトで各室床下へ配分して、床面より吹き出しです。

 

全館空調で家じゅう、一年中快適な住まいを目指します ⤴⤴⤴

 

 

 

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