間取りの優先順位は人それぞれです

(2019年09月29日)

(所 敦子記事)

間取りが決まるまで、何回も検討します。

最初は様々なご要望がありますが、坪数と概算の見積もりで全体像が見えてきて、

そして、良い意味で憧れが現実になり、間取りが段々と出来上がっていきます。

 

これまでのお客様も千差万別、優先順位は皆さん違います。

対面キッチンでも手元は隠したい、アイランドキッチンで和室は必要ない、

玄関から土間、キッチンに繋がる動線がよい、洗面化粧台を玄関近くに置きたい、

室内干しのスペースが必要、収納が沢山必要、

どれも間取りに反映することができました。

そうは言っても限られたスペースの中では採用できない事もあります。

 

モデルルーム、ショールーム、雑誌、SNSなど今はあらゆる情報が手に入るので、

何となく良さそうだなぁとあれもこれもと取り入れたくなりますが、

本当にそれが必要なのか見極めることが大切です。

 

土間収納、パントリー、リビングダイニングのスタディコーナー、小上がりの和室、吹き抜け、リビング階段、ウッドデッキなど、

良さはもちろん、デメリットやコストアップに繋がることも少なくありません。

 

広さよりも内装材の素材や設備機器のグレードアップするほうが快適な暮らしになるかもしれないし、

家具やカーテンでお部屋の雰囲気は変わります。購入する家具をリストアップしましょう。

お手持ちの家具を新居でも使うことももちろん大歓迎です。

 

そして新しいお家が完成しても外構が手付かずだと見た目が残念です。苦笑。

外構の予算も必ず見込んでおきましょう!

 


ブログ記事メール購読