再び転職の計画が思わぬ展開に 所 敦子物語 その8

(2018年04月12日)

入社して5年目の2月、関西に住む学生と時の友人と一緒に、やはり学生の時の友人の住む北海道へ出かけました。

2泊3日程度のスキー旅行でしたが札幌市内で妹さんと二人暮らしの友人宅へ泊めてもらい色々な話をしました。

私が、「会社を辞めて、実家から遠い新天地での暮らしを考えている」とを話すと、妹さんが家を出るとのこと。

だったら私北海道に来ようかな、(20歳で初めて訪れて以来とても惹かれ、10回出かけるほど好きになった北海道)友人は本気にしていなかったかもしれませんが関西の友人と別れ、一人、東京への飛行機の中で、再び新たな希望に心は決まっていました。

4月から学校へ通い、卒業したら就職活動は札幌で始めよう!

妹さんの変わりに私が友人と住むと勝手に決めていたのです。

 

ところが、、、この旅行から数日後、私に予想外の出会いがありました。

所と出会い、私の北海道行きは無くなり、会社を結婚退職することになったのです。

仕事のあと週2日、夜間の学校へは通いましたが体調を崩し、中途半端だったことは悔いがあります。

それでも所の仕事が住宅の設計であったことも「ご縁がある」とはまさにこういうものかと思いました。

 

結婚して3ヶ月ほどは専業主婦でした。

そろそろパートでも始めようと思い、自宅からほど近く何回か食事に行ったお店にランチタイムのパート募集が目に留まりました。

気軽な気持ちで面談したところ、即日決まり、平日10時から15時(昼食付き)までパートで働くことになりました。

ご夫婦と見習いの方一人で経営のアットホームな西洋料理のお店です。

 

北海道旅行から一年、その時思っていたのとは全く違う生活を送っていました。

北海道の友人は私の結婚祝いに箱いっぱいのじゃがいもを送ってくれました。

お芋好きの私には忘れられない格別のプレゼントです。

 

 

 

 

 

 

 


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