システムキッチンと出会う 所 敦子物語 その4

(2018年03月31日)

就職して2年が経った頃、仕事には慣れと当時に不満や不平も出るようになりました。

ディスプレイは専門のデコレーターの方がいて、私ができるのは商品の発注、入替え、陳列。そしてスキーウエアの重いことといったら!

グローブ、キャップ、ウエストポーチ、ヘアバンド、スパッツなど小物の納品チェック、品出し、陳列、在庫管理。常にダンボールと一緒の日々でした。

まさに現場とはこういうものかを思い知ったのです。

 

それでも世の中はバブル景気真っ只中。スキーブームだったこともあり連日の残業でしたが職場は活気に溢れていました。

社会人になり、洋服や化粧品に多少なりとも関心を持つようになったものの私の関心ごとはやはり、当時次々と出店する雑貨店やインテリア関連のお店でした。

 

そしてある日、実家の母と近所の家具店、照明器具の店に行った帰りにシステムキッチンのショールームに立ち寄りました。

母がキッチンの入れ替えを目論んでいたのか、理由はわかりませんがふらりと覗いてみようかしらという気楽な感じだったと思います。

そこで、私は衝撃を受けました!

今時のキッチンというのはこんなにお洒落なのか!と。

 

家の台所は平凡な壁付けI型で吊戸棚が付いた当時のごく一般的なものでした。

L型のキッチン、コノ字型キッチン(現在どちらも不人気ですが)

そして対面式キッチン、まず様々な配列があることが新鮮で、さらに食器洗浄乾燥機、電気調理プレート、(現在のIHヒーターですね)

足元から温風まで出る(蹴込の部分に内蔵)ではありませんか。

 

そしてこれをきっかけに会社を退職したい思いが大きくなっていくのでした。