高断熱・高気密住宅でCO₂排出量を大幅削減!地球にも家計にもやさしい住まいづくり

(2025年11月12日)

はじめに

今日は「高断熱・高気密住宅」がどれほど環境に貢献できるのか、そして私たちの暮らしにどんなメリットをもたらすのかを、CO₂排出量の観点から分かりやすくお伝えします。


1. 一人あたりのCO₂排出量はどのくらい?

実は日本人1人あたりが1年間に排出しているCO₂は、なんと約2,045kg
体重60kgの人に置き換えると、自分の体重の約34倍以上のCO₂を出している計算になります。

このうち、住宅でのエネルギー使用が大きな割合を占めており、

  • 給湯:約14.6%

  • 暖房:約13.9%

  • 照明・家電:約36.2%
    と、暮らしのエネルギーがCO₂排出の中心となっています。


2. 高断熱・高気密住宅でCO₂を減らせる理由

住宅から出るCO₂の多くは、冷暖房や給湯で使うエネルギーが原因です。
ここで効果を発揮するのが「高断熱・高気密住宅」です。

  • 断熱性能が高いことで、外気温の影響を受けにくくなり、冷暖房の使用時間が大幅に減ります。

  • 気密性能が高いことで、せっかく暖めた(または冷やした)空気を逃がさず、エネルギーのムダを防ぎます。

結果として、CO₂排出量を約30〜40%削減できるというデータもあります。


3. 数字で見る高断熱・高気密住宅の効果

ある試算では、一般的な住宅(年間約3,120kgのCO₂排出)と比較して、
高断熱・高気密住宅では年間約2,025kgにまで減少。

つまり、約1,000kg(1トン)以上のCO₂削減が可能です。
この差は、成田〜ロンドンを片道飛行したときに排出されるCO₂量(約601kg)を超えるほど。
住宅の性能を上げることが、いかに大きな環境貢献につながるかが分かります。


4. 家計にもやさしい!光熱費の削減効果

高断熱・高気密住宅は、環境だけでなく家計にも優しいのが特徴です。
冷暖房費をはじめとする光熱費の削減効果が高く、年間で数万円〜十数万円の節約につながるケースもあります。

さらに室温が安定するため、

  • 冬でも底冷えしにくい

  • 夏でも室内がムッとしない

  • 結露やカビの発生を防げる
    など、健康面でのメリットも多数あります。


5. ライフボックスの家づくり

ライフボックスでは、茨城県水戸市エリアを中心に、
高断熱・高気密住宅の注文住宅を数多く手掛けています。

最新の断熱材や気密施工技術を活かし、
「快適・省エネ・長持ち」な家をトータルでご提案。
お客様のライフスタイルに合わせたプランニングで、
地球にも家計にもやさしい暮らしを実現します。


まとめ

私たちが日常で排出するCO₂を減らすために、まずできることは「住まいの性能を見直す」こと。
高断熱・高気密住宅は、環境配慮と快適性、経済性をすべて両立できる住まいです。

これから家づくりを考える方は、ぜひ「高断熱・高気密」というキーワードを意識してみてください。
お気軽にご相談ください。


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