9月2019

シューズクローク(土間スペース)についてその2 ファミリー玄関は必要?

(2019年09月07日)

(所 敦子記事)

前回の記事に書いたシューズクロークの要素の中で最近の流行り?

とも思えるのが玄関から2方向に通路を設けるスタイルです。

 

玄関ホールからリビングへの来客用動線と土間やシューズクロークへの家族用動線があるこちらのような間取りです。

 

壁はありますが出入口に扉を設けない場合は靴やコートが見えます。

 

こちらのように整然と収納できれば良いのですが、簡単ではありません。


 

ドアや引戸を設ける際には高さ、吊元(ドアをどちらに開閉するか)など機能性、デザインも十分なプランニングが必要です。

 

そして重要なのは来客用の動線を使うことは少なく、家族用動線から出入りすることのほうが多いため、家族の動線が長くなる、玄関のスペースが無駄に広くなってしまいかねないことです。

 

自宅でお教室をしているなど、来客が頻繁なご家庭には扉があるシューズクロークは最適ですが、そうではないご家庭では慎重にご検討したいと思っています。

 

パネル工法の進化!?

(2019年09月07日)

建材、設備機器卸のアベルコさん

 

以前より注目していた三菱建材のパネル工法を取り扱っています。

 

2年前に書いた記事

http://life-box.blog.jp/archives/69567924.html

 

改めて

 

メリットは

・工期短縮

・雨仕舞い(上棟してすぐに完了!)

・管理コスト削減

・トリプル化などで重くなっているサッシの取付が工場でできる

 

デメリットは

・輸送費のUP

・コストアップの可能性あり

・金物工法で建物の水平・垂直の精度に留意する必要がある。

・大型トラックで搬入のため、建設地の制限がある

 

などです。

 

今回、仕様を絞り込んで、各メーカーの協力もあったので量産効果でコストダウンとなりそうです。

面材も工場で制作のため安価なOSBが使えます。(雨に弱い材料)

 

 

 

 

更に規格プランも用意されて、決まったプランでよければコストダウンになります。

 

今後の流れを考えれば、ぜひ採用したい工法です。

 

実物件でコスト比較をしてみて、採用を検討したいと思います ⤴⤴⤴

性能 & コストをしっかりと検証します。

 

 

 

施工が楽なヘリンボーン床!

(2019年09月06日)

ふたたび静かなブーム(❓)のヘリンボーンの床材!

今日、展示会で施工が楽なものを見てきました!

 

 

永大産業の製品

4枚があらかじめ下地合板に留めつけられていて、施工の手間が減ります。

 

とはいっても通常の床材よりは手間がかかりますが 😅😅😅

 

いいアイデアですね。

 

 

一度施工してみたいです ☺

 

 

シューズクローク(土間スペース)について

(2019年09月06日)

(所 敦子記事)

玄関のシューズクロークには次のような要素があります。

① 靴、コート、傘の収納

② 外で使うモノの収納 スポーツ用具、玩具(砂遊びなど)

③ 資源ゴミ、新聞紙、宅配サービスの箱の一次置き、ベビーカー

④ 玄関からパントリーとキッチンへ 、玄関からホールからリビングへと2方向への出入りを設ける

⑤ 美観の為 来客が多い

これらの目的の達成の為のためのシューズクロークや土間スペースはもちろん良いのですが、

シューズクロークや土間ありきの間取りはかえって暮らしの動線が悪くなったり、

もったいないスペースになることがあります。そうならないように、

実際に収納するモノ、量を考えて、生活スタイルのシュミレーションをしましょう。

 

①と②の収納にはこちらのスタイルがおすすめです。

 

ここで注目すべきは玄関のたたき側と玄関框(かまち)側の使い分けです。

たたき側(下足)には外で使うモノ、框側では室内で使うスリッパを含め、

よく履く靴を収納するのに最適な場所です。

 

収納棚を玄関のたたきのみに設置するとこのようにすっきりできれば良いですが、

 

靴を出し入れするのにサンダルやツッカケが必要になります。

靴の出し入れが面倒になり玄関のたたきに靴が出しっぱなしになる恐れがあります。

③の中でも最近増えているのが宅配サービスの箱の置き場所です。

玄関ドアの前やたたきにそのまま置くのは好ましくありません。

土間スペースが必要です。土間がパントリーやキッチンに繋がっていると尚、便利です。

④と⑤については次回に続きます。

対面キッチンの背面側収納に引戸を設ける

(2019年09月05日)

(所 敦子記事)

先日お客様とのお話の中で対面キッチンの背面収納についてご要望がありました。

 

こちらはシステムキッチンの同じ扉材でコーディネートした収納です。

 

家電、食器、ゴミ箱、食品ストックなどがコンパクトに収納できます。

 

幅は90cmから1800cmの収納+冷蔵庫スペースを設けるのがよくあるスタイルです。

アイランドタイプなど開放的なキッチに伴い背面収納の全面に引戸を設けて、

扉付きの壁面収納にするスタイルも増えています。

 

こちらは南海プライウッドのユニモというキッチン収納システムです。

 

モノが見えない(隠せる?)すっきりとした見栄えが一番の良さです。

棚板、レール、引出、など部材を自由に組み合わせることができます。

 

収納スペースの広さと扉の素材にもよりますが、ややコストがかかることもお客様にお話しました。

人気の対面型キッチンですが周辺の収納計画も重要です。

柔軟な間取りと専用スペース

(2019年09月03日)

(所 敦子記事)

間取りのご要望で多いのが男性は書斎、女性は家事コーナーです。

要するに自分専用のスペースということでしょうか、

 

お気持ちはとてもよくわかります。

 

最初のプランで配置してみるものの、繰り返し間取りを詰めていくうちに、

リビング、洗面脱衣室、収納などのほうが重要になり、無くす場合もありますし、

どちらかを設ける、やはりどちらも設けることもあります。

 

それはお客様によって様々です。

 

私の父は子供がまだ小さかった頃は父の部屋がありましたが、

やがて子供が二人、三人になるとその個室は子供部屋に変わりました。

それでも必ずあったのがリビングにある父のパーソナルチェアでした。

読書好きの父はいつもそこで本を読んでいました。

 

家の広さから必然的にそうなったとも言えますが例えそれだけでも、専用の寛ぎのスペースはできるものです。

 

お子さんによっては中学生になっても高校生になってもリビングで勉強していて、子供部屋は寝るだけという場合もあります。

 

リビングやダイニングに幅90cm、奥行60cm程度のカウンターを設けるとお子さんは勉強ができますし、

広い家事室が無くても大人も書き物、簡単な縫い物、などフレシキブルに使うことができます。

 

モノが散らかりやすいリビングには家族それぞれの専用のボックスやカゴを置くのもおすすめです。

片付けが習慣になりモノが収納できて一石二鳥です。

 

 

 

地震シュミレーション!

(2019年09月05日)

 

CADソフトからの連動で、wallstat  studio という地震シュミレーションソフトの入力ができました 🤩

wallstatとは

京都大学 生存圏研究所の中川貴文氏が開発した倒壊解析ソフトウェアです。振動台による実大実験や数値解析をもとに行われた地震時の木造住宅の挙動に関する知見を盛り込んだ木造軸組構法住宅の建物全体の大地震時の損傷状況や倒壊過程をシミュレートする数値解析プログラムです。

■京都大学 wallstat webサイト http://www.rish.kyoto-u.ac.jp/~nakagawa/

 

 

 

計算に時間がちょっとかかる(10分くらい)ことが玉にきずですが

・実際に計画中の建物を

 

・実際に起った地震波で

 

・建てる前に被害が発生するか検証!

 

・しかも無料で!

 

できることは素晴らしいですね ☺

 

 

ちなみに弊社で導入しているホームズ君 構造EXでも、地震シュミレーションができます。

 

耐震検討もしっかりして、安心の住宅をご提供できるようにしていきます ⤴⤴⤴

 

木材の外壁 下地材は?

(2019年09月03日)

耐候性のある防水シートの上に、木材を隙間をあけて貼る外壁

ファサード・ラタン

 

省エネの権威、西方先生がよく使われています。

 

写真は以前見学させていただいた富士吉田市の歯科医院併用住宅

 

左から二人目が西方先生です 🤩

 

 

隙間を開けて貼ることにより、壁の中を空気が流れて、壁の温度を下げてエコとなります。

 

ただし、隙間から日射が入りますので、通常の透湿防水シートではいけません。

 

 

こちらはドイツのメーカー、ウルトの製品

先日、営業の方に説明に来社いただきました。

 

 

透湿、防水に加えて紫外線に強いシートです。

 

色が黒だけでなく数種類あることもデザイン上おもしろそうですね。

赤もいいかも ☺

 

面材をモイスという材料にすれば、市街地でも木材の外壁とすることができます。

 

木材でエコなファサード ラタン おすすめです 🎵

 

 

 

 

 

ウルトの製品、こちらは室内の透湿性のある気密シート

空気と水は通さず、湿気は通すシート

他にもタイベックでも同様の製品があります。

 

鉾田市 K様邸で使う予定です。

 

こちらの良いところは半透明な所

下地が見えて施工性が良さそうです。

 

ただし幅が1.5mでジョイント部の処理で手間がかかります 😓😓😓

 

ドイツ製のためでしょうか???

 

日本モジュール 尺モジュールができるといいですね。

 

 

 

こちらは窓まわりの、防水・気密材

最初は縮んでいて、約20分~数時間で2~3倍に膨張します。

 

膨張で隙間がなくなる

常に圧力がかかって、木の収縮にも追随できる。

 

いいアイデアですね。

 

納まり、施工性の検討は必要ですね。

 

日本のサッシの納まりにあうのか???

 

これからもアンテナを立てて、いい情報を収集していきたいと思います。

技術は日進月歩ですので

がんばります ⤴⤴⤴

 

 

家事をラクするためにやめたこと

(2019年09月02日)

(所 敦子記事)

便利な家電、宅配、で掃除、料理、買物の時間が短縮し、

家族の協力や分担で家事の負担を減らすことができますね。

それでもずっと続く家事。当たり前のように使っていたモノ、習慣そのものをやめてみるのもおすすめです。

 

我が家はバスタオルを使いません。以前は入浴後に使っていましたがフェイスタオルサイズで事足ります。

干すスペース、収納も場所が必要無くなりました。

 

食事はほぼ自炊ですが、作り置きはしません。

野菜を茹でる、蒸す、ひき肉を炒めて冷凍するなどの下準備程度です。

 

その他にも人によってやめてラクになることはけっこうあると思います

① たたむことをやめる 洋服はハンガー掛け、下着や小物はカゴやボッックスにほうり込み収納

② ストックを持たない 少なくなったら買う

③ レシピ検索 レシピを見ながら作る料理は手間も時間も余計にかかります。定番が一番です。

④ 独り善がりな完璧主義 掃除は目についたらすぐすれば汚れも貯まりません。

 

たまにお惣菜を買うもよし。冷凍食品に頼るもよしです。

 

 

火を使わないLEDキャンドル

(2019年09月01日)

(所 敦子記事)

炎の揺らぎを忠実に再現したLEDキャンドルのご紹介です。

 

LUMINARA(ルミナラ)

 

水戸駅直結のホテル テラスザガーデンのビアレストランのテーブルで使われていました。

最初に見た時は本物?と思うほど自然な揺らぎで柔らかい灯りです。

 

北欧では日常的にキャンドルが使われ、北欧インテリアスタイルの人気も高まり憧れはありますが、

地震の多い日本では家庭で使うことをやはり少し躊躇してしまいます。

 

色、サイズ、色々な種類があるので食卓、リビング、あらゆるお部屋に置いて倒れる(倒れても)心配なく楽しむことができます。

 

単2形乾電池2本使用で連続点灯約500時間。が基本です。

 

こちらのように高低差をつけていくつか飾るのも素敵ですね。

 

香りを楽しむアロマタイプもあります。

興味のある方は是非、取り入れてみて下さい。

 

 

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