天童木工の家具

(2019年11月05日)

先日、テレビ番組「カンブリア宮殿」でも紹介された

1940年創業の日本を代表する家具メーカーです。

どうしたらあのような美しい曲線の家具ができるのだろうと思っていましたが

成形合板という独自の曲げ加工は1950年に確立し、その映像も初めて見ることができました。

世界的な建築家・丹下健三氏設計の公共施設の客席椅子を開発、制作を始まりとして

多くの建築家、デザイナーと二人三脚で新しい家具を創り続けています。

和室、洋室にも映える美しいデザインの座椅子

 

日本工業デザイナーの先駆け・柳宗理氏デザインのバタフライスツールはロングセラーです。

私の父方の祖母の家に上下が分割できる下置はめくら扉の引、上置はガラス引戸の本棚がありました。
大人になってから「これはおばあちゃんが天童木工という家具屋にオーダーした」と父から聞きました。
オーダー家具と聞くと特別のことにように思いがちですが、家を住み替えても建て替えてもその本棚はずっと50年以上使われていました。
天童木工の家具は水戸、つくばの山新グランステージ、ホームシックで
取り扱いがあります。皆さんも是非見て、触って、座ってみて下さいね。
いつか山形県天童市の本社を訪ねたいと思います。

ブログ記事メール購読