おすすめの外壁 まとめ。

(2018年11月10日)

こんにちは。いい暮らしプロデューサー 所です。

 

住宅で外壁は大きな要素ですね。

何を選んだらいいのでしょうか???

おすすめをまとめてみますね。

 

高耐久サイディング

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こちらは水戸市S様邸で選んでいただいたサイディング

サイディング材の塗装・つなぎ目に入るシーリング材が高耐久です。

 

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メンテナンス費用がかからず、トータルコストでは割安になります。

最初、安くてもメンテナンス費用がかかってトータルコストがかかってしまっては本末転倒です。

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ニチハのプラチナコート品でしたら、30年間塗り替え、シーリングの打ち替えが必要ありません・

 

タイル

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こちらのタイルは水戸市M様邸で選んでいただいたもの。

 

イルもメンテナンス費用がかかりません。

防水のシーリングはタイルの下となりますので、打ち替えの必要がなくなります。

シーリング材は太陽に当たらなければ、劣化がほとんどありません。

 

お値段

やはりサイディングと比べるとコストは高くなります。

玄関周りや南面1面など部分的に使うこともおすすめです。

予算があればタイルが一番のおすすめです。

LIXILやアベルコという会社の製品で、安価なものもあります。

凹凸もありますので、陰影ができてかっこいい外観になります。

素材としても歴史があり、焼き物ですので自然素材でもあります。

 

ガルバリウム鋼板

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ガルバリウム鋼板もおすすめです。

ガルバリウム鋼板のつなぎ目にはシーリング材が入りませんのでメンテナンス性に優れています。

 

価格もサイディングとほぼ同等。

シンプルなデザインの場合はおすすめです。

 

重量も軽量ですので、地震時にも有利に働きます。

 

シラス壁

外壁材の概念を覆す、超高機能・超高耐久性外壁材。

  • 100%自然素材なのに完全防水。シラスの特性を活かした二層構造で雨水の浸入をシャットアウト!!
  • 厳しい自然環境にも劣化しない高耐久性。退色・劣化がおきにくいから、建物の維持管理が軽減できます。
  • 本物ならではの際立つ質感。他の素材では決して真似のできない生命力溢れるデザイン性。
  • 下塗り材でしっかり防水しながら上塗り材がたっぷり保水。壁面からの気化熱作用で建物を冷やす涼感空調システム「クルクール」を設置すれば、地球環境保護にもさらに大きく貢献します

というものです。

鹿児島の火山から生まれた素材です。

有名建築家も採用しているなかなかいい素材です。

 

 

木板、ファザードラタン

木材の外壁 ファザードラタンです。

4月に現場見学をさせていただいた富士吉田市の省エネの権威、西方先生の建物でも使用されていました。

 

加工した板状の木材を隙間を開けて、通気を確保して張り上げる外壁です。

 

メリットは?

木の風合い
人が長年慣れ親しんでいる木材

やっぱり落ち着きます。

いい街並みを作れますね。

 

断熱性

夏の日射を断熱性が高く、蓄熱性も低い木材で受け止めて

さらに裏側に空気が通り抜けて、木材を冷やしますので外壁の温度が低くなります。

これが黒いサイディングなどではかなり温度が上がり、室内にも影響します。

天然のエアコンですね。

万が一、一部分に腐朽や傷・汚れなどがあった場合

簡単に張り替えることができます。

サイディングなどですと部分張り替えは難しいですし

製品が廃番となっている可能性が高いです。

部分的に色・柄が変わってしまって見苦しい状態となってしまいます。

木材でしたら、汎用性がありますので美しい状態を保つことができます。

 

木材は腐りやすいというイメージがあると思いますが

実際は湿度が低い状態が保てれば、とても長持ちします。

神社の外壁が良い例ですね。

 

デメリットは?

防水性がやや劣る
サイディングの場合は、サイディングの面、さらに裏側に防水層の二重の防水となります。

木材の外壁、ファザードラタンの場合は、防水層は裏側の防水層のみとなります。

 

防火性

木材ですのでもちろん燃えてしまいます・・・

裏側にモイスという防火材を使用すれば、法律上は市街地の法22条区域

(茨城県では水戸市やひたちなか市、日立市など建物がある程度密集している区域)

でも使用可能とはなります。

室内側に火が入る可能性は低いですが、外壁が燃えて近接する建物の燃え広がる可能性はあります。

 

ロックウールの外壁

 

こちら、ドイツで生まれた外断熱工法

ロックウールの一種で

・断熱材

・外壁材

の二役

衝撃にも強いそう

 

胴縁も不要でコストダウンです。

サッシも柱に留め付けで強度的にも安心。

 

壁の断熱を高めるために、新住協の工法で

二重壁工法がありますが

・外側の断熱材を受ける下地を入れる必要

・基礎を厚くする必要

・断熱材が濡れるリスク

があります。

 

ロックウールということで断熱性は少し落ちますが、コスト的にはこちらのほうがよさそうです。

 

以上、外壁は何にすべきか? の話でした。

それではごきげんよう!

 

 

 

 


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