自然素材の家

(2018年03月05日)

住宅における自然素材というとまず思い浮かぶのが 木の家かと思います。

構造材、内装材に使う木を選び、伐採し、乾燥します。

丸い木をそのまま使うこともありますが、必要な長さ、太さの角材に製材します。
材木を扱う業者さんや大工さんが選別しつつ 手間と時間をかけて、木材を揃えていくことから始まるのが従来の在来工法の木造住宅です。
(現在は手間と時間が軽減したプレカット加工が発達しましたが、かつては手刻みで加工していました。)
構造材を現しにし、質感が良い無垢材の床板張りや漆喰で仕上げる壁や天井は調湿機能に優れ、年月の経過でいっそう風合いが増します。
しかしながら、無垢材はキズやシミが付きやすく割れやヒビが生じる可能性があります。

無垢の床は特に手入れが必要です。
キズやシミを防ぐために無垢材の表面に塗装をする。
壁の下地にはプラスター(石膏)ボートが使う。
壁材に使う塗料や珪藻土は主原料は自然素材であっても合成樹脂が加えられていることも少なくありません。
コスト、工期、メンテナンスを考慮すると自然素材のみで家を造ることはなかなか難しいのが現実です。

それでもこれから長く暮らす家、時間をかけて建て、丁寧に手入れをしつつ暮らすことを楽しみたいという方もいます。

合成化学物質にアレルギー反応が出て素材を検討をしていく結果、自然素材の家になった。という方もいます。

家造りをお手伝いする私達はできるかぎり、施主様にとって最適な材料で家を造りたいと日々思っています。